迷惑メールフィルター
「迷惑メールフィルター」エンジンがスパム率を自動判定します。このフィルターを有効にするとヘッダにスパム率(X-Spam-Score:*%)が挿入されます。
@ 迷惑メールフィルターの状態
初期状態では、フィルターは「有効」と設定されています。
- 有効
- ヘッダにスパム率(X-Spam-Score: **.**%)が挿入され、迷惑メールをフィルターします。
- 無効
- 迷惑メールフィルターを通りません。
A スパム率
初期状態では、スパム率が100%と判定されたメールを「迷惑メール」と設定しています。
全世界100万人以上のユーザからの迷惑メール分析情報が逐次メールサーバの「迷惑メールフィルタエンジン」にアップデートされています。このエンジンを搭載した迷惑メールフィルターは、新種の迷惑メールやフィッシングメールの判定にも威力を発揮します。迷惑メールフィルターを通ったメールは1通毎にスパム判定が行われ、判定結果(スパム率)を0%〜100%の値でメールヘッダに挿入します。
数値が高いほど迷惑メールの可能性が高くなります。
スパム率が何%以上のメールを振り分け対象にするのかをお客様が指定できます。
B 迷惑メールのアクション
初期状態では、「何もしない」が設定されています。
D ヘッダ・件名の編集
初期状態では、「ヘッダ・件名の編集を行わない」が設定されています。
迷惑メールフィルターの状態(@)が有効な場合、迷惑メールのヘッダや件名に文字を挿入できます。
迷惑メールのアクション(B)と併用してご利用できます。
E 件名の編集
初期状態では、「ヘッダ・件名の編集を行わない」が設定されています。
Subject(件名)の前・後に入れる文字を設定します。
半角30文字以内(全角15文字以内)、日本語、記号も入力可能です。
【ご注意】
日本語(ダブルバイト文字)を入力した場合、ご利用のメールソフトによってはSubject(件名)全体に文字化けが生じる場合がございますので、英数字・記号(シングルバイト)のみの入力を推奨いたします。
F ヘッダの編集
初期状態では、「ヘッダ・件名の編集を行わない」が設定されています。
X-Spam:【任意の値】 / X-Mailfilter:【任意の値】 のいずれかをヘッダに挿入できます。
半角英数30文字以内、-(ハイフン)、_(アンダーバー)、.(ピリオド)が入力可能です。
X-Spam: 任意の値の場合のヘッダ追加
X-Sendmail-Quarantine-Release: ***
X-Spam: 【任意の値】
Received: from *** by *** for <***>; Tue, 22 Nov 2005 21:20:03 +0900
X-Mailfilter: 任意の値の場合のヘッダ追加
X-Sendmail-Quarantine-Release: ***
X-Mailfilter: 【任意の値】
Received: from *** by *** for <***>; Tue, 22 Nov 2005 21:20:44 +0900
G 削除、無効、有効ボタン
- 有効ボタン
- フィルターを有効にします。
- 無効ボタン
- 設定をサーバに保存したままフィルターを無効にします。
- 削除ボタン
- 設定をサーバから削除します。
【ご注意】
セキュアBOXに迷惑メールを隔離している場合、セキュアBOXも同時に削除されます。