迷惑メールフィルター

「迷惑メールフィルター」エンジンがスパム率を自動判定します。このフィルターを有効にするとヘッダにスパム率(X-Spam-Score:*%)が挿入されます。

迷惑メールフィルター

@ 迷惑メールフィルターの状態

初期状態では、フィルターは「有効」と設定されています。

有効
ヘッダにスパム率(X-Spam-Score: **.**%)が挿入され、迷惑メールをフィルターします。
無効
迷惑メールフィルターを通りません。

A スパム率

初期状態では、スパム率が100%と判定されたメールを「迷惑メール」と設定しています。

全世界100万人以上のユーザからの迷惑メール分析情報が逐次メールサーバの「迷惑メールフィルタエンジン」にアップデートされています。このエンジンを搭載した迷惑メールフィルターは、新種の迷惑メールやフィッシングメールの判定にも威力を発揮します。迷惑メールフィルターを通ったメールは1通毎にスパム判定が行われ、判定結果(スパム率)を0%〜100%の値でメールヘッダに挿入します。
数値が高いほど迷惑メールの可能性が高くなります。
スパム率が何%以上のメールを振り分け対象にするのかをお客様が指定できます。

スパム率

B 迷惑メールのアクション

初期状態では、「何もしない」が設定されています。

何もしない 何もせずそのままメールBOXに送信します。
迷惑メールを破棄する メールサーバにて破棄します。メールBOXには送信されません。
迷惑メールをセキュアBOXに隔離する 迷惑メール専用BOX(セキュアBOX)に隔離します。誤って必要なメールが隔離されてしまった場合も1クリックでメールBOXに戻すことができます。
隔離メールの保存期間は14日間です。これを超えると自動的に削除されます。

迷惑メール件数を通知する


セキュアBOXに隔離されたメールの件数を通知します。通知周期は1〜7日間から選択できます。

迷惑メールを転送する 指定した1つの転送先へ迷惑メールを転送します。

C サーバにメッセージを残す


転送後にお客様のメールBOXにメッセージが残ります。チェックしない場合はメッセージが残りません。
(メールBOXのメール保存期間は1ヶ月です。)

D ヘッダ・件名の編集

初期状態では、「ヘッダ・件名の編集を行わない」が設定されています。

迷惑メールフィルターの状態(@)が有効な場合、迷惑メールのヘッダや件名に文字を挿入できます。
迷惑メールのアクション(B)と併用してご利用できます。

E 件名の編集

初期状態では、「ヘッダ・件名の編集を行わない」が設定されています。

Subject(件名)の前・後に入れる文字を設定します。
半角30文字以内(全角15文字以内)、日本語、記号も入力可能です。

【ご注意】
日本語(ダブルバイト文字)を入力した場合、ご利用のメールソフトによってはSubject(件名)全体に文字化けが生じる場合がございますので、英数字・記号(シングルバイト)のみの入力を推奨いたします。

F ヘッダの編集

初期状態では、「ヘッダ・件名の編集を行わない」が設定されています。

X-Spam:【任意の値】 / X-Mailfilter:【任意の値】 のいずれかをヘッダに挿入できます。
半角英数30文字以内、-(ハイフン)、_(アンダーバー)、.(ピリオド)が入力可能です。

X-Spam: 任意の値の場合のヘッダ追加

X-Sendmail-Quarantine-Release: ***
X-Spam: 【任意の値】
Received: from *** by *** for <***>; Tue, 22 Nov 2005 21:20:03 +0900

X-Mailfilter: 任意の値の場合のヘッダ追加

X-Sendmail-Quarantine-Release: ***
X-Mailfilter: 【任意の値】
Received: from *** by *** for <***>; Tue, 22 Nov 2005 21:20:44 +0900

G 削除、無効、有効ボタン

有効ボタン
フィルターを有効にします。
無効ボタン
設定をサーバに保存したままフィルターを無効にします。
削除ボタン
設定をサーバから削除します。
【ご注意】
セキュアBOXに迷惑メールを隔離している場合、セキュアBOXも同時に削除されます。