サーバーは次の機能を持っています。
インターネットへの接続機能は含まれておりません。 インターネットに接続出来る環境がない場合は別途プロバイダ等にご契約頂く必要があります。使用出来るプロバイダに制限はありませんので、どのプロバイダに接続してもご利用頂く事が出来ます。
ビジネスサーバ・Standardプラスでは ping遮断の設定を行っております。
サーバの文字コードはUTF-8となっております。
契約したサーバー領域には専用のドメイン(親ドメイン)が付けられます。
親ドメインとして、お客さまの独自ドメインを使うことができます。
独自ドメインを使用するがDNS(ドメインネームサーバー)をお持ちでないお客さまの場合、弊社のDNSにお客さまのドメインのゾーンを登録いたします。この場合に登録されるDNSの設定は次のようになります。
なお、逆引き設定についてはドメインの種類に関わらず弊社のDNSに親ドメインの次の情報を登録いたします。
1契約につき1つの固定IPアドレスをご利用になれます。
サーバー向けに設計されたIAサーバーを使用しています。 ハードディスクはRAID構成になっており、万が一、1台のハードディスクが故障してしまった場合でもお客さまのデータは保護されます。ただし、同時に複数台故障してしまうと、データは失われてしまいます。
弊社側でバックアップは実施しておりますが、ハードウェア故障やサーバソフトウェアの障害以外が原因でお客さまデータが失われてしまった場合、弊社のバックアップからお客さまのファイルを元に戻すことは出来ません。 バックアップが必要な場合はFTPでファイルをダウンロードしてお客さまのコンピュータ内にバックアップをお取り下さい。
サーバーでは次のソフトウェアを使用しています。
ソフトウェア名 | ポート番号 | |
---|---|---|
OS | Linux | - |
WWWサーバー | Apache | 80または443(SSL) |
FTPサーバー | ProFTPD | 21 |
メールサーバー | netqmail+dovecot | SMTP:25または587 POP3:110または995(SSL) IMAP:143または993(SSL) |
メーリングリスト | ezmlm | - |
※113ポートはCLOSEしています。
サーバーは弊社のバックボーンネットワークに1Gbpsで接続されています。
契約した容量をWeb/メールにそれぞれ何MB割り当てるかを設定出来ます。 さらに、Web/メールのアカウント1つずつに対し容量制限を設けることが出来ます。
ディスク使用容量が80%を超えた場合、その旨を通知するメールが送られます。 通知メールが送られるのは以下の場合です。
ビジネスサーバ・Standardプラスでは、1台のサーバーを複数のお客さまに共有してご利用いただいているため、ファイル数制限を設定しております。そのため小容量のファイルを多量に設置された場合、ご契約ディスク容量に満たない場合でも、ご使用できなくなる場合がございます。 なお、ディスク使用量はサーバー上に置かれているファイルのデータ量そのままではなく、使用されているハードディスクのブロックサイズ単位で計算されております。このため、サイズの小さなファイルを多量にサーバー上に置いている場合、ファイルのデータ量より多くの容量がディスク使用量として計算されてしまいます。こちらにつきましてはファイルシステムの仕様上避ける事が出来ませんので、予めご了承下さいますようお願い致します。 特に、メールのデータは1通のメールが1つのファイルに保存される様になっておりますので、 サイズの小さなメールを大量にサーバー上に残しておくとディスク容量が大量に使われてしまいます。
サーバーへの集中的な接続による負荷軽減のため、サーバーの機能毎(メールサーバー/WWWサーバー/FTPサーバー)に同時接続数制限および接続のタイムアウトを設定しております。各サーバーの機能への制限値を超えた接続はできないようになっております。 なお、具体的な制限値につきましては「機能一覧」に記載しております。
PHPのバージョンアップに際して、http://www.php.net/ より提供されている正式版を適用しており、その他の団体、
個人から提供されているパッチに関しましては、基本的に適用しない方針で運用を行っております。
こちらはパッチによる修正による他への影響範囲を把握しきれないなどの理由を考慮しているためです。
また、対応の必要がないと弊社が判断した場合には、サーバーの安定運用を優先し、旧バージョンでの運用を継続する場合もございます。