ご契約IPアドレス内のメールアドレス宛に配送されるメールに対して、迷惑メールのチェックを行います。迷惑メールと判定されたメー ルは、メールのヘッダに迷惑メールであることが記載されます。また、お客さまの設定により題名への指定文字列の追加が可能です。
迷惑メールフィルタ機能の設定を行えるのはサイト管理者(admin)のみです。設定は管理ツールのサイトマネージャーの「メール管理」-「迷惑メールフィルタ管理」-「迷惑メールフィルタ ON-OFF」から行って下さい。
※ 迷惑メールフィルタ機能の初期設定はOFFに設定されています。
迷惑メールフィルタをご利用の際は、お客さまご自身で設定を行ってください。
サイト管理者(admin)にて設定された内容は、ご契約IPアドレス内の全てのメールアドレスに適用されます。
迷惑メールフィルタ機能はメールアドレスごとには設定できません。
[設定項目]
ON ヘッダ追加、題名(Subject)への指定文字列追加なしに設定する。
サーバーにおいて迷惑メールのチェックを行います。
全てのメールのヘッダ行に「X-Spam-Scan: through」が追加されます。受信したメールが迷惑メールと判定された場合は 「X-Spam-Flag: yes」がヘッダ行に追加されます。
ON ヘッダ追加、題名(Subject)への指定文字列追加ありに設定する。
サーバーにおいて迷惑メールのチェックを行います。
全てのメールのヘッダ行に「X-Spam-Scan: through」が追加されます。受信したメールが迷惑メールと判定された場合は 「X-Spam-Flag: yes」がヘッダ行に追加され、 題名の先頭にお客さまご指定の文字列を付加します。
題名に付加する指定文字列には、「A-Z a-z 0-9 . _ - = [ ] { } + # ^ ! ?」がお使いいただけ、文字数は半角で15文字以内です。
迷惑メール隔離設定とは、迷惑メールフィルタで迷惑メールと判定したメールを隔離する設定です。
1. 注意事項
[ 仕 様 ]
*1:使用可能容量を超えた場合、サーバ上に保存されているメールの受信/削除の操作が行えません。使用可能容量を超えてしまった場合は、サイトマネージャーより対象メールユーザーの容量制限を緩和してから、受信操作をお試し下さい。
[ 設定について ]
2. 迷惑メール隔離設定手順
●サイト管理者(admin)用の迷惑メール隔離設定方法
●メールユーザー用の迷惑メール隔離設定方法
[ メールユーザー用の設定画面 ]
メールユーザー用の迷惑メール隔離設定画面
迷惑メールフィルタ機能をONに設定している場合、迷惑メールと判定されるとメールのヘッダに「X-Spam-Flag: yes」という行を追加します。また、お客さまの設定により メールの題名(Subject)に指定の文字列を付与することができます。お客さまのメールソフトにて、 「X-Spam-Flag:」ヘッダや指定文字列を用いて振り分けの設定をすることで、迷惑メールとして扱うことができます。
なお、迷惑メール判定エンジンは、株式会社シマンテックの「Symantec BrightmailAntiSpam」を採用して おりますが、spam判定の精度は100%ではございません。迷惑メール判定されたメールにつきましても、 削除せず残していただくなど、お客さまにて管理いただくことをお勧めいたします。
各メールソフトでの振り分け設定方法は、ご利用のメーラーのヘルプ、または製造元さまへお問い合わせください。
なお、Outlook Express6をご利用のお客様につきましては、以下の点にご注意くただきますようお願い致します。
※Outlook Express 6.xをご利用のお客さまへ
Outlook Express 6.xでは、ヘッダによるメールの振り分けが行えません。
Outlook Express 6.xをご利用のお客さまで迷惑メールフィルタをご利用の際は、設定項目に、
「ON ヘッダ追加、題名(Subject)への指定文字列追加ありに設定する。」をご選択下さい。